韓国の免税は、「その場で安くなる即時免税」と「あとで払い戻される事後還付」の2種類があり、買い物の金額や出国の流れによって使い分けます。この記事では、韓国観光公社(VISITKOREA)の公式ページの情報をもとに、免税の条件、金額の目安、空港での手続きを整理します。制度や窓口の営業時間は変更されることがあるため、旅行前に最新の案内を確認してください。(最終確認日:2026年10月23日)

韓国の「免税」と「税金の還付」は、どう違う?
韓国観光公社の案内では、免税店での買い物と、一般の店での税金の還付は別の仕組みです。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 免税店での買い物(デューティーフリー) | 空港や市内の免税店で、関税と消費税が免除される。免税の枠は800ドルまで |
| 税金の還付(タックスリファンド) | 韓国で買い物をしたときの付加価値税(VAT)と個別消費税の払い戻しを受ける。「即時」と「一般」の2つの方式がある |
免税店の免税枠と、日本に持ち帰るときの免税範囲は別の考え方です。帰国時の手続きは、日本入国時の免税範囲の記事で確認できます。
即時免税と一般還付は、何が違う?
タックスリファンドの2つの方式を、公式ページの内容で比べます。
| 項目 | 即時免税 | 一般還付(事後) |
|---|---|---|
| 税金が引かれるタイミング | 購入時(その場で値引き) | 税込み価格で買い、あとで払い戻される |
| 1回の購入額の下限 | 1万5,000ウォン | 1万5,000ウォン |
| 1回の購入額の上限 | 100万ウォン未満 | 市内の還付は600万ウォン以下(空港などは上限の記載なし) |
| 合計の上限 | 500万ウォン以下 | 記載なし |
| 本人確認 | パスポートで確認 | 購入時に還付伝票を受け取る |
即時免税は、購入時の値引きで終わるため手間が少ない一方、金額の上限があります。一般還付は、出国時に税関での確認と、還付の受け取りが必要です。
誰が対象で、何が対象外?
公式ページによると、対象は韓国に居住していない外国人旅行者などです。
- 対象:韓国で所得のない非居住者(6か月以内の滞在の外国人など)
- 対象外:6か月以上滞在する人、外交官、在韓米軍、韓国で働いている人
- 法人名義での購入や、代理人による購入は対象外
- 法律で持出しが禁じられた品、調理済みの食品やマッサージなど税関で確認できないサービス、開封・使用済みの品、免税店で買った品は対象外
品物は、購入から3か月以内に韓国から持ち出す必要があります。宿泊の還付は、宿泊日から3か月以内に出国することが条件で、対象は30泊までです。
空港での還付手続きの流れは?
空港で払い戻しを受ける場合の流れは、公式ページでは次のとおりです。
- 購入時に、還付伝票を受け取る
- 出国時、空港の税関カウンターで、品物・伝票・パスポートを見せて輸出確認を受ける
- 輸出確認のあと、空港の還付カウンターまたは無人端末で払い戻しを受ける
品物は、輸出確認のときに見せる必要があるため、預け荷物に入れる前に済ませるのが基本です。ソウルの金浦空港、仁川空港では、無人端末が24時間使えるとされています。有人窓口の営業時間は空港ごとに異なるため、出発前に公式ページで確認してください。仁川第1ターミナルの有人窓口は7:00〜22:00、第2ターミナルは7:30〜21:30と案内されています。
空港への到着時刻の考え方は?
還付の手続きには、税関での確認や、窓口・端末の待ち時間がかかります。通常の出国手続きより、時間に余裕をもって空港に着くようにしましょう。航空会社の締切り時刻は、国際線の出国手続きの記事で流れを確認できます。ソウルやプサンの観光情報は、ソウルの旅行ガイド、釜山の旅行ガイドでまとめています。
韓国旅行のお金は、どう準備する?
韓国では、カード決済が普及しています。両替の手数料や、海外でのカード手数料は会社によって違うため、出発前に確認しておきましょう。
- 現金は、少額を日本で用意するか、現地のATMで引き出す
- カードは、海外事務手数料とレートを確認する
- 免税の払い戻しを受けるカードは、決済に使ったものを用意する
両替や手数料の比較は、海外での両替・手数料の記事、現地のキャッシュレスは海外キャッシュレスの記事で整理しています。
買い物のとき、失敗しないコツは?
公式情報を踏まえたチェックリストです。
- 購入前に、免税対象の店か、その方式(即時か一般か)を店員に確認する
- パスポートを手元に用意する
- 還付伝票は、出国まで失くさずに保管する
- 購入額が下限に届いているか確認する
- 空港で手続きが間に合う時間に動く
最終的な条件は、店頭と公式ページで必ず確認してください。
ホテルの宿泊費にも、還付制度がある
韓国観光公社の案内では、個人旅行者が指定の宿泊施設に泊まった場合、宿泊料に含まれる付加価値税(VAT)を払い戻す制度もあります。対象は30泊までで、宿泊日から3か月以内に出国することが条件です。朝食が宿泊料に含まれている場合は対象に含まれますが、別に買った朝食やサービス料、パッケージツアーの団体は対象外とされています。
対象の施設かどうかは、予約時や宿泊時に確認しておきましょう。宿泊料金の予約条件は、予約サイトの画面で必ず確認してください。
韓国旅行の準備に使えるリンク
条件や対応エリアを確認したうえで、比較してください。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。
- ホテル・航空券:agoda(ホテル)
、agoda(航空券)
、トラベリスト(海外航空券)
- 通信:Simmy
、eSIM-san
- 現地ツアー・体験:Oooh(現地旅行会社の海外旅行)
、agoda(体験・アクティビティ)
韓国での両替・決済をまとめたい場合は、Travel Wallet(トラベルウォレット)のような海外対応のプリペイドカードも選択肢です。手数料や利用条件は公式サイトで確認してください。
よくある質問
韓国の免税の最低購入金額はいくらですか?
韓国観光公社の案内では、即時免税と一般還付のどちらも、1回の購入額が1万5,000ウォン以上です。
即時免税の上限はありますか?
1回の購入額が100万ウォン未満、合計が500万ウォン以下とされています。
免税の品物はいつまでに持ち出す必要がありますか?
購入から3か月以内に、韓国から持ち出す必要があります。
空港で払い戻しを受けるには何が必要ですか?
還付伝票、品物、パスポートを税関に見せて、輸出確認を受けたあと、空港の還付カウンターまたは無人端末で受け取ります。
出典(公式情報):韓国観光公社 免税・還付総合ガイド(VISITKOREA)(最終確認日:2026年10月23日)
まとめ:買う前に方式を確認し、空港では余裕をもつ
韓国の免税は、その場で安くなる即時免税と、あとで払い戻される一般還付の2種類です。1回の購入額が1万5,000ウォン以上などの条件があり、品物は購入から3か月以内に持ち出す必要があります。空港では、税関での確認と還付の受け取りに時間がかかるため、時間に余裕をもって向かいましょう。
最終確認日:2026年10月23日。制度・金額・ルールは変更されることがあります。最新の情報は、必ず上記の公式サイトでご確認ください。
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