※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。
「クレカ積立」は、毎月の投資信託の積立を、クレジットカードで決済する仕組みです。支払いに応じて、ポイントが付くことから、新NISAで積立投資を始める人の間で、よく使われています。
ただし、ポイントの還元率は、証券会社とカードの組み合わせで違い、見直されることもあります。この記事では、クレカ積立の基本と、始める前に確認したいことを整理します。特定の商品をすすめるものではありません。条件は、各社の公式サイトで確認してください。
クレカ積立の仕組み
- 証券会社で、つみたての口座を開く(新NISA口座など)
- 積み立てる投資信託と、毎月の金額を決める
- 支払い方法に、クレジットカードを設定する
- 毎月、カードで決済され、投資信託が購入される
- カード会社のルールに応じて、ポイントが付与される
投資信託の購入代金を、カードで払い、カードの利用代金は、あとで銀行口座から引き落とされます。
上限額はいくら?
クレカ積立の上限は、2024年3月の内閣府令の改正で、月5万円から月10万円に引き上げられました(Impress Watchの報道)。新NISAのつみたて投資枠が、年120万円(月10万円)まで使えることに合わせたものです。各社の対応状況や、上限は、証券会社によって違うため、公式サイトで確認してください。
ポイント還元率は、組み合わせで違う
報道では、証券会社とカードの組み合わせごとに、還元率の違いが紹介されています。たとえば、2026年7月の記事では、次のような例が挙げられています。
| 組み合わせの例 | 還元の考え方(記事の例) |
|---|---|
| SBI証券×三井住友カード(年会費無料) | 1年目は条件なしで0.5%。2年目以降は、前年のカード利用額が年10万円未満だと0%になる、とされている |
| マネックス証券×マネックスカード | 積立額で段階的に変わる。5万円まで1.1%、5万円超〜7万円は0.6%、7万円超〜10万円は0.2%。月10万円で合計730ポイント(実質0.73%) |
| 楽天証券×楽天カード(年会費無料) | 投資信託の代行手数料の率で変わる。0.4%以上は1.0%、それ未満は0.5% |
この数字は、報道の時点の例です。還元率は、各社の方針で変わることがあります。申し込む前に、最新の条件を、公式サイトで確認しましょう。
「ポイントが付くから」だけで選ばない
積立投資で、いちばん大切なのは、長期で、続けられることと、コストの低い商品を選ぶことです。ポイントの還元は、ごくわずかな割合です。投資信託を選ぶときは、信託報酬などのコストを見ましょう(「投資信託の信託報酬とは?」)。
始める前の確認リスト
- 証券会社の口座と、新NISA口座を開設できるか(「NISA口座の選び方」)
- 使いたいカードが、その証券会社のクレカ積立に対応しているか
- 還元率と、還元の条件(利用額の条件など)
- 積立の金額の上限と、設定の締切日
- 引き落とし口座の残高が、毎月、足りるか
クレカ積立のリスク
投資信託は、価格が変動します。元本が割れる可能性があります。ポイントがついても、投資の損失を、埋めるものではありません。また、カードの支払いの管理が、できていないと、引き落としの残高不足など、思わぬ問題につながります。
投資を始める前に、生活防衛資金の準備も、確認しておきましょう(「生活防衛資金とは?」)。
新NISAの枠との関係
新NISAには、つみたて投資枠と成長投資枠があります。クレカ積立は、つみたて投資枠で使うことが多いです。枠の違いは、「つみたて投資枠と成長投枠の違い」、制度の全体像は「新NISAとは?」で解説しています。
よくある疑問
カードを、あとから変えられる?
多くの場合、設定の変更はできます。ただし、変更の締切や、反映までの期間が、決まっています。
ポイントは、どう使う?
ポイントの使い道は、カードごとに違います。投資信託の購入に使える場合もあります。使い方は、各社の案内で確認しましょう。
積立を始める流れの例
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1 | 証券会社で、口座を開設し、新NISA口座の申し込みをする |
| 2 | 使うクレジットカードを、証券会社の、積立の設定に登録する |
| 3 | 積み立てる投資信託と、毎月の金額を決める |
| 4 | 設定の締切日までに、申し込みを完了する |
| 5 | 積立が始まったら、利用明細と、積立の履歴を、確認する |
設定の締切日は、証券会社によって、違います。締切に間に合わないと、積立の開始が、翌月以降になることがあります。
見直しの変更に気づくために
報道されているとおり、還元率は、各社の方針で変わります。公式サイトのお知らせや、メールの通知を、確認する習慣を、つけておくと安心です。還元率が下がった場合に、積立の方法を、見直すかどうかは、コストや続けやすさなど、全体で考えましょう。
ポイントが付かない場合も、投資自体は続けられる
還元がなくなっても、積立投資そのものの意味が、変わるわけではありません。積立の目的(老後資金、教育資金など)と、期間を、もう一度、確認しておくと、判断がぶれにくくなります。
家計の中で、どの程度を積立に回すかは、「家計の固定費の見直し方」で、固定費を整理してから、考えるのがおすすめです。
まとめ:ポイントより、続けやすさとコストを重視
クレカ積立は、積立の支払いに、ポイントが付く仕組みです。還元率は、組み合わせや時期で変わります。ポイントだけで判断せず、コストと、続けやすさを、基準にしましょう。
出典:Impress Watch(2024年3月8日)、マイナビニュース(2026年7月29日掲載)。最終確認日:2026年10月21日。カードの条件は改定されることがあります。最新の情報は、各カード会社の公式サイトでご確認ください。
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買・契約を推奨するものではありません。最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。