海外旅行のスーツケースのサイズ・重さの決まり|ANA国際線の受託手荷物で確認

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海外旅行のスーツケースは、買う前に「航空会社が預かってくれるサイズと重さ」を知っておくと失敗しにくくなります。この記事では、ANAの国際線の案内をもとに、預けられる荷物の決まりを整理します。航空会社や運賃によって異なるため、実際に乗る便の案内も確認してください。

預けられるスーツケースのサイズは?

ANAの案内では、サイズは縦・横・高さの合計が158cm以内です。キャスターと持ち手も含めて測り、これはすべてのクラスで共通とされています。

カタログの「容量(リットル)」ではなく、外側の寸法で確認しましょう。大きなスーツケースは、キャスターを含めると表記より大きくなることがあります。

重さと個数はクラスで違う?

クラス 1個の重さの上限 無料で預けられる個数
ファースト 32kg 3個まで
ビジネス 32kg 1〜2個
プレミアムエコノミー 23kg 1〜2個
エコノミー 23kg 0〜2個

無料の許容量は、購入した運賃の規則に従います。エコノミーの「0〜2個」は、運賃によっては預け荷物が無料に含まれない場合があるという意味です。予約した運賃の条件で確認してください。

決まりを超えたらどうなる?

  • 無料の許容量を超える荷物は、超過手荷物料金がかかる
  • サイズや重さによっては、預けられないこともある
  • 一部の路線・機種では、3辺の合計が292cm以内でも、搭載スペースの都合で預けられない場合がある

スーツケースを選ぶ前の確認ポイント

  1. 外寸(キャスター・持ち手を含む)が158cm以内か
  2. 荷物を詰めた重さが23kg(エコノミーの場合)に収まりそうか
  3. 帰りはお土産で荷物が増えることを見込んでいるか
  4. ほかの航空会社やLCCを使う場合、その会社の規則を確認したか

ANAのスターアライアンス・ゴールド会員は、搭乗クラスの無料個数に1個を加えるか、適用される許容量に20kgを加えて預けられると案内されています。

機内に持ち込む荷物の決まりは機内持ち込みのルール、持ち物の全体像は海外旅行の持ち物リストで確認できます。使う回数が少ない場合は、スーツケースのレンタルも選択肢です。荷物が届かないときの対応は、預けた荷物が出てこないときを参考にしてください。

よくある質問

158cmは、どうやって測りますか?

スーツケースを立てて、縦・横・高さ(厚み)をそれぞれ測り、合計します。キャスターと持ち手も含めます。

機内に持ち込むスーツケースと同じ基準ですか?

いいえ。機内持ち込みは別の基準です。機内持ち込みのルールを確認してください。

空のスーツケースの重さも計算に入れる

エコノミーの1個あたりの上限は23kgです。スーツケース自体にも重さがあるため、中に入れられる荷物の重さは、23kg−スーツケース本体の重さになります。たとえば、本体が4kgなら、中身は19kgまでが目安です。購入前に、商品ページで本体の重さを確認しましょう。

LCCは条件が異なる(Peachの例)

LCCでは、運賃タイプによって、預け荷物が有料の場合があります。Peachの案内では、ミニマムは預け荷物が有料で、スタンダード以上は1個が無料です。機内持ち込みは、2個で合計7kgまでが無料とされています。LCCを使う場合は、航空会社の案内で、預け荷物の重さとサイズを確認してください。

お土産の分を見込んだ詰め方

  1. 行きは、容量の7〜8割までにしておく
  2. 帰りに増える分(お土産)の余裕を持たせる
  3. 重い物は、キャスター側に入れる
  4. 出発前に、家庭用の体重計などで重さを量っておく

追加の出典:Peach 運賃タイプ(最終確認日:2026年10月22日)

ANAの国際線ルールで見る、無料の範囲

ANAの公式ページでは、国際線の無料受託手荷物は次のように案内されています。

クラス 個数 1個あたりの重量
ファースト 3個まで 32kgまで
ビジネス 1〜2個 32kgまで
プレミアムエコノミー 1〜2個 23kg
エコノミー 0〜2個 23kg

サイズはすべてのクラスで、3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内です。キャスターと持ち手も含めて測ります。

購入前・荷造り前の確認ポイント

  • 航空券に記載された無料許容量が、実際に適用される。運賃の種類で変わるため、券面で確認する
  • 他社便やコードシェア便では、他社のルールが適用される場合がある
  • 3辺合計が上限内でも、一部の路線や機種では搭載スペースの都合で預けられない場合がある
  • 国際旅程に含まれる国内線にも、国際線のルールが適用される

スーツケースを選ぶときは、自分の荷物が空の状態で何kgあるかを量っておくと便利です。本体が重いと、中身に使える重さが減ってしまいます。

追加の出典:ANA 国際線 受託手荷物の無料範囲(最終確認日:2026年10月22日)

国内線に乗るときは、機内持ち込みの基準が別にある

ここまでは国際線の預け入れ荷物が中心でしたが、国内線の機内持ち込みは基準が異なります。ANAの国内線案内では、持ち込めるのは手荷物1個と身の回り品1個の計2個までで、合わせて10kgまでです。

機材の座席数 手荷物の3辺合計 各辺の上限
100席以上 115cm以内 55×40×25cm以内
100席未満 100cm以内 45×35×20cm以内

身の回り品は40×30×20cm以内です。サイズにはキャスターやハンドルの長さも含まれます。地方路線や離島路線では小型機が使われることがあるため、搭乗する便の機材が100席以上かどうかを事前に確認しておくと安心です。JALのスーツケース解説でも、国内線の機内持ち込みは容量の目安が20〜30L、国際線は30〜40Lとされています。

LCCを使うときは重さの上限を先に確かめる

JALの解説では、LCCの機内持ち込みは7kg以内とする会社が多いと紹介されています。大手航空会社の10kgより軽いため、スーツケース本体の重さも計算に入れないと、搭乗口で預け入れに切り替えられて追加料金がかかることがあります。購入前に本体重量を確認し、軽量モデルを選ぶのも一つの方法です。

国際線と国内線、大手とLCCで基準が違うため、「どの便にどのスーツケースを持っていくか」を先に決めてから購入すると失敗が減ります。持ち込みルールの全体像は機内持ち込みの決まり、荷造りは海外旅行の持ち物リストもご覧ください。

追加の出典:ANA 国内線 機内持ち込み手荷物、JAL SKYWARD Plus スーツケースと飛行機(最終確認日:2026年10月22日)

スーツケースを選ぶ手順を、順番に整理すると

規定が複雑に感じるときは、次の順番で決めると迷いにくくなります。

まず、乗る便を決めます。国際線か国内線か、大手かLCCかで、預け入れの無料範囲と機内持ち込みの上限が変わるためです。次に、その便の公式ページで「3辺の合計」「重さ」「個数」の3つを書き出します。そのうえで、空のスーツケース自体の重さを引いた「実際に詰められる重さ」を計算します。たとえば上限が23kgで本体が4kgなら、中身は19kgまでです。

最後に、帰りのお土産分として2〜3割の余裕を残せるサイズにします。行きに上限ぎりぎりまで詰めると、帰りに超過料金を払うか、荷物を捨てるかの選択になりやすいからです。規定は航空会社や運賃によって変わるため、予約した便の最新案内を出発前にもう一度確認してください。

出発前日にやっておきたい最終確認

荷造りが終わったら、家庭用のはかりでスーツケースの重さを測っておきましょう。上限ぎりぎりの場合は、空港のカウンターで量りが異なって超過になることもあるため、1kg程度の余裕があると安心です。

まとめ

ANA国際線では、預けるスーツケースは「3辺の合計158cm以内」、エコノミーなら1個あたり23kgまでが目安です。個数は運賃の規則で決まります。購入やレンタルの前に、外寸と重さを確認しておきましょう。

出典:ANA 国際線 受託手荷物の無料許容量(最終確認日:2026年10月22日)