航空券の名前の入力ルール|パスポートと違うと搭乗できない?

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海外旅行の航空券を予約するとき、見落としやすいのが名前の入力です。ANAの案内では、国際線は「パスポート名と航空券名が一致しないと搭乗できない」とされています。この記事では、入力ルールと、間違えたときの考え方を整理します。

名前はパスポートとどこまで一致させる?

予約時の氏名は、パスポートの名前と完全に一致させます。日本のパスポートは、ヘボン式ローマ字です。非ヘボン式のパスポートを持っている場合は、パスポートの表記どおりに入力します。

入力ルールのポイント

場面 ANAの案内
綴り・順番 予約後は、姓名の順番やスペルの修正を含め、搭乗者氏名を変更できない
長音・撥音・促音 表記の決まりがある。間違えやすい例が案内に載っている
結婚で姓が変わった 旧姓のパスポートを使うなら、旧姓で入力する
マイレージの名義 パスポート名と異なる場合、事前に名義を一致させてから予約する
文字数 姓名(ミドルネームを含む)は合計31文字まで
パスポート名の括弧 括弧の部分は外して入力する

表記が違うとどうなる?

案内では、パスポート名と航空券の名前の表記が異なると、出入国審査で質問される可能性があると説明されています。その場合の説明は本人が行い、関連する費用は、会社や航空会社が負担しないとされています。

予約前に確認する手順

  1. パスポートの名前ページを手元に用意する
  2. 姓と名の順番、綴り、スペースを見比べる
  3. 送信する前に、入力内容をもう一度確認する

パスポートの取得や更新はパスポートの申請方法、旅行の準備の流れは海外旅行の準備スケジュール、航空券を予約する前の全体の確認は海外航空券の予約前チェックリストで確認できます。

よくある質問

名前を間違えて予約してしまいました。直せますか?

ANAの案内では、予約後の氏名の変更はできないとされています。航空会社や運賃によって扱いが異なる場合があるため、まず予約した窓口に連絡して確認してください。

ミドルネームはどう入力しますか?

パスポートの表記どおりに入力します。姓名の合計が31文字を超える場合は、窓口へ問い合わせます。

ヘボン式の書き方の主なルールは?

日本のパスポートのローマ字は、原則としてヘボン式です。神奈川県パスポートセンターの案内では、次のようなルールが示されています。

種類 ルール 例
長音(お) 末尾の「お」は「O」を入れる。末尾以外の「お」は「O」を入れない 御園生→MISONOO、大野→ONO、大岡→OOKA
長音(う) 「う」は「U」を入れない 佐藤→SATO、優香→YUKA
撥音(ん) 基本は「N」。B・M・Pの前は「M」 神田→KANDA、難波→NAMBA、本間→HOMMA
促音(っ) 後ろの子音を重ねる。CHの前は「T」 服部→HATTORI、発地→HOTCHI

読みが長音ではない名前(松浦=MATSUURA、小団扇=KOUCHIWAなど)は注意が必要とされています。迷う場合は、パスポートの名前ページを見て、そのとおりに入力するのが確実です。

ヘボン式以外のつづりのパスポートは?

ヘボン式以外で表記したい場合や、前回のパスポートが非ヘボン式の場合は、申請時に「旅券面の氏名表記」欄に希望のつづりを書き、つづりの使用実績が分かる書類を添えます。一度発給されたパスポートのローマ字は、原則として変更できません。

航空券では、非ヘボン式のパスポートを持つ場合も、パスポートのとおりに入力します。

家族で旅行するときの注意

神奈川県の案内では、家族で海外に行く場合、姓のローマ字表記を家族全員で統一することがすすめられています。表記が異なると、出入国審査でトラブルになるおそれがあるためです。予約する前に、全員のパスポートを並べて、姓のつづりを見比べましょう。

追加の出典:神奈川県 ヘボン式ローマ字表記、神奈川県 非ヘボン式ローマ字(最終確認日:2026年10月22日)

名前の間違いは、なぜ大きな問題になるのか

HISの公式案内では、パスポートの表記名と性別は、保安上の理由から予約後に訂正や変更ができないとされています。誤ったままでは、搭乗も出国もできません。

間違えて予約した場合は、いったんキャンセルして再予約になり、取消料などがかかります。

入力前の3つの確認

  1. パスポートの写真のページを、手元に開いて確認する
  2. 姓と名の順番を、取り違えていないか見る
  3. ミドルネームがある場合は、予約する会社の入力ルールを確認する

名前の表記は、ヘボン式のため例外が多いとされています。たとえば、長音(のばす音)の表し方などで迷ったら、パスポートの表記をそのまま入力しましょう。

追加の出典:HIS 航空券についてのご案内(予約前の注意)(最終確認日:2026年10月22日)

予約から搭乗までの流れの中で、名前を確認する場面

HISの解説によると、名前はパスポートと同じスペルで入力します。姓と名の取り違えや旧姓のままになっていないか、特に代理で入力する場合は確認が必要です。誤りに気づいたら、すぐに修正を依頼します。変更を受け付けない場合は、キャンセルして再予約となります。

確認するタイミングは3回

  1. 入力するとき:パスポートの顔写真ページを横に置き、1文字ずつ見比べる
  2. 予約完了のメールが届いたとき:メール内の名前を、もう一度パスポートと照らす
  3. eチケットが届いたとき:発券後の名前も、同じように確認する

見つけたときの動き方

  1. 誤りに気づいたら、すぐに予約した会社へ連絡する
  2. 修正できない場合は、取消料や再予約の費用がいくらかかるかを聞く

見つけたときの動き方

  1. 予約の確認メールや確認画面で、名前のつづりをパスポートと見比べる
  2. 誤りがあれば、すぐに予約した会社へ連絡する
  3. 修正できない場合は、取消料や再予約の費用がいくらかかるかを聞く

追加の出典:HIS 航空券の搭乗までの流れ(最終確認日:2026年10月22日)

ANAの案内に見る、名前の入力で迷いやすいケース

ANAの国際線予約の案内では、予約時の氏名はパスポートの表記と完全に一致させるとされています。姓・名・ミドルネームは欄を分けて入力し、迷いやすいケースの扱いが細かく決まっています。

ケース 入力の考え方
ミドルネーム パスポートにミドルネーム欄がある場合のみ、その欄に入力。欄がなければ名の欄に続けて入力
称号(肩書き) パスポートに記載があっても、姓・名の欄には入力しない
括弧がある表記 括弧を含む部分は外して入力。新旧の姓が併記されている場合も括弧内を除く
姓が1文字 同じ文字を重ねて2文字以上にする
複数の姓・名 ハイフンやスペースを入れずに続けて入力
ハイフン・ピリオド 削除するか、スペースに置き換える
ウムラウト Ä→AE、Ö→OE、Ü→UEと置き換える
JR・SR・Ⅲなど 姓の後ろに続けて入力

文字数にも上限があり、姓名の合計は48文字まで、名とミドルネームの合計は25文字以内とされています。超える場合や、姓または名のどちらかがない場合は、航空会社に電話で問い合わせる必要があります。

間違いに気づいたときに訂正できる範囲

ANAの案内によると、航空券は別の人への変更や譲渡はできません。一方、搭乗者が同じで名前に誤りがある場合は、ANAが発券したANA運航便のみの航空券について、スペル・イニシャル・称号の訂正、姓名の順序の訂正、ミドルネームの追加・削除、旧姓・新姓の変更に応じています。ANAで購入した場合は電話窓口に、旅行会社などで購入した場合は購入先に連絡します。これに当てはまらないときは、新規予約・購入が必要になることもあります。他社便や提携便が混在する航空券は条件が異なるため、購入先に早めに確認してください。

マイレージ会員の名義とも合わせておく

マイレージクラブのカード名義がパスポートと一致していないと、予約へのお客様番号の追加やマイル積算ができない可能性があります。予約前にカードの名義とパスポートの名義を合わせておき、パスポートがない場合は登録した英字氏名と搭乗者氏名を一致させます。表記の相違が原因で生じた費用は航空会社が負担しないとも案内されているため、予約前の確認が最も確実です。

追加の出典:ANA 氏名の入力と訂正(国際線)(最終確認日:2026年10月22日)

まとめ

国際線の航空券は、パスポートの名前と完全に一致させるのが基本です。予約後は、スペルや順番を直せない場合があります。送信する前に、パスポートと見比べて確認しましょう。

出典:ANA 国際線予約の基本情報(氏名)(最終確認日:2026年10月22日)