ベネチア旅行ガイド|日帰りの入域料・空港から市内への行き方・水上バスの乗車券を整理

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ベネチアでは、歴史地区に入る日帰り旅行者から入域料を徴収する制度があり、2026年は4月3日から7月26日までのうち60日間、1日10ユーロ(3日前までの予約で5ユーロ)でした。さらに、共同通信の報道(2026年7月22日)によると、市は日帰り客の入域料を最大50ユーロに引き上げる案を検討しています。この記事では、入域料の仕組みと今後の見通し、空港から市内への行き方、水上バス(ヴァポレット)の乗車券を、公開情報から整理します。空港の料金は2019年時点の古い情報のため、その旨を明記します。(最終確認日:2026年10月22日)

大運河とリアルト橋の風景
大運河とリアルト橋(写真:Martin Falbisoner/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0)

ベネチアの入域料とは?2026年の実施内容

トラベルボイスの報道(2026年4月6日、同年の別の報道も参照)によると、2026年の入域料は次のとおりです。

項目 内容
対象 歴史地区に入る日帰り旅行者
期間 2026年4月3日から7月26日までのうち、合計60日間。混雑が予想される週末や祝日が中心
料金 1日10ユーロ
割引 3日前までに専用の予約サイトで支払うと5ユーロ
免除 ホテルなどに宿泊する旅行者は入域料が免除。ただし宿泊日数分の宿泊税を支払う

実施日数は年々増えています。初めて導入された2024年は29日間、2025年は54日間、2026年は60日間でした。2025年は72万人以上が登録し、市に約540万ユーロの収益がありました。一方で、多くの人が入域料を支払わずに済ませているとされています。今回確認した資料に、2026年の具体的な実施日の一覧は載っていませんでした。旅行の日が対象かどうかは、ベネチア市の公式の入域料サイトで確認してください。

入域料は、今後どう変わる?

共同通信の報道(2026年7月22日)によると、ベネチアは日帰り客の入域料の上限を、現在の10ユーロから最大50ユーロに引き上げることを検討しています。2026年5月に就任したヴェントゥリーニ市長は、特定の日に30〜50ユーロとする案を示し、イタリア政府に規則の変更を働きかける方針です。

  • 理由:現在の入域料による混雑抑制の効果は「限定的」と見られている
  • 障害:引き上げには法律の変更が必要になる可能性がある
  • 状況:市民の間でも賛否が分かれている
  • 効果:昨年は54日間で約72万人が支払い、約540万ユーロの収益があったが、観光客が大幅に減ったわけではないと報じられている

この案は検討段階で、実施されるかどうか、いつからかは、今回確認した報道では決まっていません。来年以降に訪れる人は、制度の最新情報を出発前に確認しましょう。

サン・マルコ広場の風景
サン・マルコ広場(写真:This Photo was taken by Wolfgang Moroder. Feel free to use m/Wikimedia Commons/CC BY-SA 3.0)

入域料は、これまでどう変わってきた?

報道を並べると、制度の変遷は次のとおりです。

年 実施日数 内容
2024年 29日間 夏季の混雑する日に導入。共同通信は、混雑する週末・祝日に5ユーロで試行したと伝える
2025年 54日間 約72万人が登録し、約540万ユーロの収益
2026年 60日間(4月3日〜7月26日) 1日10ユーロ。3日前までの予約で5ユーロ

2026年は、制度の3シーズン目にあたります。2024年と2025年の料金の説明は報道ごとに少し異なるため、細かな金額は市の公式サイトで確認してください。

マルコ・ポーロ空港から市内へ、どう行く?

allaboutの記事によると、空港からベネチア本島への主な手段は次のとおりです。ただし、運賃は2019年9月末日現在の情報で、現在は変わっている可能性があります。

手段 料金(2019年時点) 所要時間 メモ
ATVO(白い直通バス) 片道8ユーロ、往復15ユーロ ローマ広場まで約20分 約30分おき。荷物込み。切符は荷物受け取りホールの自動券売機か到着ロビーの窓口
ACTV(オレンジの市内バス) 片道8ユーロ ローマ広場まで約25分 約15分おき。切符は空港内のタバッキ、ウェブ、アプリ
アリラグーナ(水上バス) 片道15ユーロ 路線による バスより割高だが、潟を航行する景色を楽しめる。ムラーノ島やサン・マルコ広場方面などの路線がある
水上タクシー サン・マルコ広場周辺まで約100ユーロ — ぼったくりが多いと警告されている

現在の料金は、運行会社の公式サイトで必ず確認してください。ベネチア本島は車が入れないため、ローマ広場からは水上バスや徒歩で移動します。

ヴァポレット(水上バス)の乗車券はどう買う?

allaboutによると、ヴァポレットの乗車券は、サンタ・ルチア駅やリアルト橋などの大きな発着場で買えます。「imob」という電子システム付きの紙のカードを、乗り場の機械にかざして使います。

乗車券(2019年時点) 料金
1回券(75分間有効) 7.5ユーロ
24時間券 20ユーロ
48時間券 30ユーロ

機械が故障していることが多いため、購入時のレシートは保管しておくよう勧められています。乗り場の標識番号は必ず確認しましょう。同じ番号でも、東回りと西回りで乗り場が異なる場合があります。トラゲット(渡し舟)の料金は、記事の中で5ユーロと2ユーロの2種類が書かれていて食い違うため、乗る前に確認してください。料金は2019年時点のため、最新の金額は公式サイトで確認が必要です。 本島へ着いたあとは、サンタ・ルチア駅やリアルト橋などの大きな発着場に水上バスの窓口があり、ここで乗車券を買えます。観光の中心部は迷いやすい路地が多いため、スマートフォンの地図を使えるよう、通信の準備もしておきましょう。

ベネチア旅行の準備で気をつけたいこと

入域料の対象日、宿泊するかどうか、料金の新しさの3点を確認しましょう。

  • 日帰りの場合は、旅行日が入域料の対象日かどうかを公式サイトで確認し、できれば3日前までに予約する
  • 宿泊する場合は、入域料は免除されるが、宿泊税を支払う
  • 空港や水上バスの料金は2019年時点の情報を含むため、公式で最新の金額を確認する
  • 水上タクシーは高額になりやすいので、料金を乗る前に確認する

スリ対策は海外旅行のスリ・置き引き対策、通信は海外eSIMの選び方、保険は海外旅行保険とカード付帯の比較で確認できます。入国の条件は外務省などの最新情報で確かめてください。

よくある質問

ベネチアの入域料はいくらですか?

2026年は1日10ユーロで、3日前までに予約すると5ユーロでした。対象は日帰りの旅行者で、実施日は限られています。

宿泊する場合も入域料が必要ですか?

宿泊客は入域料が免除されますが、宿泊日数分の宿泊税を支払う必要があります。

入域料は来年から値上がりしますか?

共同通信の報道では、最大50ユーロへの引き上げが検討されていますが、検討段階です。実施の有無と時期は確認が必要です。

空港から市内までの料金はいくらですか?

allaboutの記事(2019年時点の運賃)では、ATVOとACTVのバスがローマ広場まで片道8ユーロです。最新の料金は公式で確認してください。

この記事の情報はいつ時点のものですか?

2026年10月22日に確認した公開情報です。入域料や運賃は変わる場合があります。

入域料の対象日は、どこで確認できますか?

今回の資料には具体的な日付の一覧が載っていないため、ベネチア市の公式の入域料サイトで確認してください。

ヴァポレットの1日券はありますか?

allaboutの記事(2019年時点)では、24時間券20ユーロ、48時間券30ユーロ、1回券(75分有効)7.5ユーロでした。最新の料金は公式で確認してください。

まとめ

ベネチアは、日帰り旅行者から入域料を徴収しており、2026年は4月3日から7月26日までのうち60日間で、1日10ユーロ(3日前までの予約で5ユーロ)でした。宿泊客は免除ですが、宿泊税がかかります。市は最大50ユーロへの引き上げを検討していると報じられています。空港や水上バスの料金は2019年時点の情報を含むため、公式サイトで最新の内容を確かめてから計画を立てましょう。

追加の出典:トラベルボイス「ベネチアの入域料」(2026年4月6日)、トラベルボイス「ベネチアの入域料の拡大」(2025年11月25日)、熊本日日新聞(共同通信)「ベネチア、入場料の大幅増を検討」(2026年7月22日)、All About「ベネチア空港から市内へ」(運賃は2019年9月末現在)(最終確認日:2026年10月22日)