
アメリカで銀行振り込みをしないといけないけど振込手数料が高そうだな・・・簡単に格安で銀行振込できる方法はないのかなぁ?
【アメリカ】銀行振込の種類は?Wire Transferって高いの?
アメリカで銀行間の送金や振込をオンラインで日本のようにしようと考えた時に、3種類くらい方法があります。Wire Transfer, Person to person Payment Service、ACHです。
Wire Transfer
本当に緊急で送金や振込をしたい時に利用するサービスです。国内の銀行も、海外の銀行にも対応していて、国内であれば最短即時入金、海外の銀行でも数日で取引をできる手段です。
しかし、欠点は一回の手続きにどの銀行も10ドル以上の手数料がかかること!少額送金の場合は手数料の送金額に対する割合が高くなりあまり、お勧めできません。
ACH (Automated Clearing House)
この、送金手段はアメリカ国内のみで使える送金・振込手段で、Wire Transferに比べて、手数料が良心的です。しかし、先方に振り込まれるまでにWire Transferよりも日数がかかってしまうのが難点です。
数日の余裕があるのであれば、こちらを試してみるのもありです。
Quick Pay service(Chase Bank)
最後にこちらが今回私が送金に利用した手段です。この方法は、銀行ではなく金融決済代行企業を通して行われサービスです。また、振込を受ける側は銀行口座の情報を相手に教えることなく電話番号もしくはメールアドレスだけで送金できる珍しいサービスでもあります。受け取る人はメールや電話番号によるSNSなどを受け、自分の銀行口座を登録することでお金を受け取ることができます。
この手段のメリットは銀行口座を伝えずに、無料で、早く振込・送金ができるということです。デメリットは、個人間の取引なので、Wire Transferなどに比べると一回あたりの取引額が少額になります。高額な買い物などでない限りは大丈夫です。
*受け取る側が14日間、受け取りの手続きを開始しないと、振込・送金は自動的にキャンセルされます。メールを受け取ったら、できるだけ早めに対応しましょう。
*受け取る側の銀行が金融決済代行業者に対応していないと送金できない場合もあります。
Chase Bank QuickPay with Zelle®︎の使い方 〜アプリ〜
①Chase Bankのアプリを立ち上げる
左上の横棒が三つくっついたマークを押して、メインメニューを開きます。

②Quick Pay with Zelle®︎のメニューよりSend moneyを選択
Quick Pay with Zelle®︎のメニューの中より送金・振込を行うので、Send Moneyを押します。振込・送金をするために必要な相手の情報は氏名と電話番号かメールアドレスです。

③受け取る相手の設定
振込先や送金先の設定を行います。日本の銀行送金や銀行振込と異なり、口座番号などは必要ありません。必要なのは、氏名と電話番号かメールアドレスのどちらかです。

④金額の設定
金額の設定とリピートの設定ができます。例えば、毎月通っている習い事などの支払いに用いる場合は事前に送金日を指定できるので忘れることがなくて便利です。
*銀行口座に残高がないと送金できません。

【最終ステップ】最終確認
振込先や送金先に間違いがないか、または振込金額に間違いがないかしっかりと確かめましょう!もし、相手先の銀行が金融決済代行企業によるサービスを取り入れていない場合は、手数料はかかりますが、Wire Transferを使いましょう!

まとめ
国内の個人間の送金であれば日本と同じように簡単にできます。日本からアメリカへの送金は下の記事を参考にしてみてください!
それでは、また次回!See you!